工具の使い方
 
【刃物の安全な使い方】
@ 周囲に人がいない場所で使い、刃物をもって走ったり、遊んだりしません。
A 小学生までは大人のいる場所で使います。
B 刃先が抜けたり、外れたりしないか確認してから使います。
C 手が濡れていると滑るので、よく乾かしてから使います。また、滑り止めのために刃物を使う手は素手で、物を持つ手は安全のために軍手をします。
D 刃は自分の方に向けません。また、刃先より前に手を出しません。
E 刃物を人に渡すときは、柄の方を相手に渡します。
F 大切に使い、刃を土に当てたり、叩いたり、火の中に入れたり、キリやドライバーの代わりにしません。

G 手入れをし、決まった場所に片付けます。
 
【ナタ】
@ 薪の上に刃をおき、ナタの背を丸太で何度か叩いて、刃を食い込ませます。
A 薪に刃が食い込んだら、台に対して真っすぐ薪を打ちおろして割ります。
B 丸太を切るときは、刃を45°位の角度で左右から振り下ろしてVの字に切ります。
C 枝を払うときは、枝元を目がけて斜めに振り下ろします。
【ナイフ】
@ ナイフを木に押しつけながら、ナイフは動かさないで木を 引くようにして削ります。
A 一度にたくさん削ろうとしないで、少しずつ削ります。
B 小さいものを削るときは、親指でナイフの背を押すように 削ります。
C 枝を払うときは、幹の方からナイフを当てます。
D 木を切るときは、刃を斜めに当てて、何回かに分けて左右
 に位置を変えながら、少しずつ削るようにして切っていきます。
【ノコギリ】
@ 丸太や板に、刃を垂直に当て、目線をその真上に置きます。
A 引くときに力をいれます。
B ゆっくり、確認しながら切っていきます。
【金づち】
@ クギの頭に目線をあわせて打ちます。
A 打ち下ろすときよりも引き上げるタイミングを早くします。
B 金づちをもたない手には、軍手をはめておきます。




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