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村上 京子キャンプネーム(おばちゃん)(1班)
未来の自分に残したい言葉や約束
 チャレンジ バイ チョイス(チャレンジ、チャレンジ)
キャンプの感想
 また一段と勉強させていただきました。 初日は暑さを感じましたが、二日、三日と感じる暑さも二の次、三の次、子ども達とも仲良く過ごすことができ、最近の子ども達の姿を知ることができ、今後の接し方の参考にさせていただけると思っています。いい体験をさせていただきました。時カンヌ許す限り、回を重ねて参加していきたいと思っております。
 もっと、もっと知りたいこといっぱいです。よろしくね。ありがとうございました。
 


岡山 京子/キャンプネーム(ぷーさん)(1班)
未来の自分に残したい言葉や約束
 いつも元気に明るく、前向きに!
キャンプの感想
 とっても暑く!とっても疲れ!すごーくお茶を飲んだキャンプ!1班のみんなと一緒に歩き、ご飯を作ったこと、ずっと覚えていたいな。みんなががんばっている姿が良かったよ。山の中で一人で寝ることができたのってすごいね。キャンプファイヤーでクイズを出すとき、一人一人大きな声が出せたよね。それもすごい立派なことだよね。
 みんなと過ごせた三日間、楽しくてうれしかったな。また来年あおうね。

京ちゃん
 
土井 浩/キャンプネーム(ラガマフィン)(2班)
未来の自分に残したい言葉や約束
 肉体改造、毎年1歳若くなる
キャンプの感想
 今年初めての参加です。いきなりカウンセラーといわれて少しびっくり!でもあまり経験できることがないので、体にむち打ちがんばりました。現在33歳だが、精神的に子ども達と変わらないのか?子ども達と一緒に楽しんでしまった。来年もがんばりましょう。
 
佐藤 大/キャンプネーム( )(3班)
未来の自分に残したい言葉や約束
キャンプの感想
 久しぶりの全日参加。そして初のカウンセラーとなった。今年のわんぱく達のパワーに圧倒されっぱなしだった。初参加の子も多く、カウンセラーとしてどこまでやれたのか心配だったけど、良い経験にはなったと思う。
 チホちゃん、和大くん、祐希くん、明音ちゃん、藍子ちゃん、みんな初めてのわんぱくキャンプ、暑い仲良くがんばりました。シンちゃんは数少ないキャンプ経験者で、いろいろ働いてくれました。そして、上級生の亮介くん、祥大くん、寛桧ちゃんは、中学生のいない中でリーダー的な存在として、みんなを引っ張っていってくれました。みんなおつかれさまでした。来年も来たいが、どうなることだか。
 
市川 希/キャンプネーム(るい)(4班リーダー)
未来の自分に残したい言葉や約束
キャンプの感想
 二日目の夜にキャンプファイヤーがあった。班ごとに出し物があって、私たちはいろいろ悩んだけど、クイズをすることになった。「こわい話」や「わらえること」、「なぞなぞ」を3問出した。私が一番おもしろいと思ったのは、3問目の誰が一番かわいいかという質問で、みんな笑ってくれたから良かった。最後の日はハイキングがあった。すごく疲れたけど楽しかった。
ps.
 初めてのリーダーで、わからないことだらけだった。リーダーみたいなことはあんまりできなかったけど、三日目は自分なりに一番がんばれたと思う。
 
鶏内 成子/キャンプネーム(ぷりん)(4班)
未来の自分に残したい言葉や約束
 いつも心に愛を
キャンプの感想
 とても楽しい三日間でした。しかし暑かった。ちあきちゃんは、キャンプファイヤーのゲームをすごく楽しんでいました。つかさくんは、勇者になる!と、1年生ながらがんばりました。まほちゃんはネイチャーゲームで集中していました。みつきちゃんはうどん作りで力を込めてこねていました。さおりちゃんは野菜を切るのをがんばりました。いくこちゃんは、食器片づけの時大活躍!こうきくんは、火おこしの達人!あっという間に火をつけてくれました。こうたくんは男の子の中のリーダー的存在でした。みかこちゃんは、みんなを引っ張っていってくれるしっかり者でした。のぞみちゃんは、三日目にリーダーとしての実力を発揮してくれました。
 また来年あおうね。ヒコウセキを見たら、キャンプのことを思い出してね。
 
高橋 可菜子/キャンプネーム(かなc)(5班)
未来の自分に残したい言葉や約束
 明日から早起きする!
キャンプの感想
 2度目のリーダーで、まだまだ周りがみえなくって、班のみんなやスタッフのみなさんにメチャ×2迷惑をかけてしまった。(泣)だけど友達もたくさんできて、とても楽しかった!来年もくるぞー!
 
 
井尻 知沙/キャンプネーム(いっちゃん)(5班)
未来の自分に残したい言葉や約束
 楽しいときは思いっきり笑う。つらいときも逃げないで、それに立ち向かっていく。そしたら笑顔がこぼれて幸せになれる!
キャンプの感想
 初カウンセラー。しかも来てからその事実を知り、不安でいっぱい。でも周りの人々に支えられて、何とか三日間終えることができました。まーちゃんへ、いつも笑顔で楽しそうに笑っていたね。しょうくんへ、疲れて寝ちゃったときもあったけど、冒険するときかっこよかったよ。りんちゃんへ、ドングリのトトロを作ったときのりんちゃんの笑顔がすてきだよ。ゆうくんへ、いつも疲れた顔をしていると見せかけ、元気に走り回っていたね。みほちゃんへ、お花を探すときのみほちゃんは、りりしかったよ。あっくんへ、いつも冷静に動いていたね。ニャンコへ、思いっきり騒いではぐったりとはらはらさせられましたが、よく班を引っ張っていってくれましたね。こうくんへ、どこにそんなパワーが潜んでいるのか、いつもあなたを捜し回っていました。でも、楽しんでくれてとってもうれしかったよ。そしてリーダーかなちゃん、頼りっぱなしの最悪なカウンセラーでごめんね。助かりました。感謝しています。みんなに会えたこと、いっちゃんうれしくって。幸せな三日間をありがとう。
 
中山 幸徳/キャンプネーム(ユッキー)(6班)
未来の自分に残したい言葉や約束
 to be or not to be (生きるか死ぬか)
キャンプの感想
 今年はリーダーの最後のわんぱくキャンプということで、楽しくもあり寂しくもありました。年に一度のこのキャンプで、懐かしのメンバーと再会できるのが楽しみでした。また、今年はたった一人で朝の集いを担当させてもらい、あまり上手にできなかった分、すごい勉強になりました。
 でも参加10回目となる今回で参加者としては最後。来年からのSTAFFとしての参加は少し寂しいです。終わりになりましたが、カウンセラーの岡田さん、6班の班をまとめてくれた高橋さん、そしてSTAFFのみなさん、ご迷惑をおかけしました。みなさん、来年もわんぱくキャンプでお会いしましょう。
 
岡田 朋子/キャンプネーム(ととこ)(6班)
未来の自分に残したい言葉や約束
 チャレンジ バイ チョイス(毎日の生活に生かしていきたいな)
キャンプの感想
 今年の夏は暑かった。そしてそれ以上にあついわんぱくキャンプだった。みんなで集めた薪でご飯作り。熱い火に負けずおいしいご飯を作ったね。仲間作り。友達作りのゲーム、友情の火を燃やしたね。タヌキたちと一緒のお祭り、心も体も熱く燃えたね。そして、トトロとヒコウセキを探して暑い山道を歩いたね。やっと見つけたヒコウセキ。タヌキさん達と一緒に、私たちも守っていこうね。
 タヌキさんありがとう。キキありがとう。森の動物たち、精霊達ありがとう。トトロありがとう。そしてすてきな6班のわんぱく達ありがとう。
※今年の迷言?!;班の危機にキキきたる
中山 秀幸/キャンプネーム(モンキー)(7班)
未来の自分に残したい言葉や約束
 わんぱくキャンプを支えるようなスタッフに絶対なってやる!
キャンプの感想
 今回7班の中学生リーダーとしてがんばった?かな。元気すぎて、子ども達と同じような考えをずっとしてたなー。でもやっぱ、楽しかったなー!
 1年生が多いから、つらいかなーと思ったけど、そんなことはなくすごくまとまっていた。良かった。7班最高。
 
宮本 裕子/キャンプネーム(ゆうこりんご)(7班)
未来の自分に残したい言葉や約束
 すてきな彼氏を作って、幸せな結婚をし、かわいい子供を産み、そして育て、わんぱくキャンプにつれてきます。
キャンプの感想
 今回いきなりカウンセラーになった、というかさせられました。そんなわけで19歳。史上最年少のカウンセラーでした。正直言って全く自信ない。「どうするんだよ!?」ってな感じで始まった7班だったけど、(低学年ばかりだし、初参加ばっかりだったり)何とかうまくいったね。つーか7班最高よ。人数めちゃめちゃ少なかったけど、みんな一致団結して、準備や片づけがかなり早くできたもんね。すごいでしょう。あっきー、がんばって三日間乗り切ったね。みんな優しかったもんね。なお、わんぱくでいつもどこかで走り回っていたよね。元気をたくさん分けてもらいました。こんぶは、いつもにぎやかに騒いだり、動いたりして、好奇心旺盛なムードメーカーでした。まほほは、かわいらしい仕草や言葉でみんなを優しい気持ちにさせてくれました。ヒロ、二日目の晩、がんばったね。私は心配で仕方なかったけど、しっかり試練を果たしたね。とってもかっこいい7班の、いやわんぱくみんなの勇者です。とももとは、いろんなことを話したよね。もっといっぱい話したかったね。やすいくん、いつも自分から仕事を引き受けてくれたね。すごく助かりました。はらっちは、初参加なのにみんなのお姉さんとして、ほかのこの世話や難しい仕事をしてくれました。モンキー、中学生リーダーで一番大変だったけど、しっかり動いてくれました。すごくかっこよかったです。
 みんなとてもすてきな子どもで、かわいくて仕方なかったです。また来年もあおうね。
 
長光 敬子/キャンプネーム( )(スタッフ)
未来の自分に残したい言葉や約束
 お金持ちになって、クルーザーをかって世界遺産巡りに行く
キャンプの感想
 お茶を沸かし続けていた本部のおばちゃんです。三日間とっても暑かったね。途中、バケツの水をひっくり返すような雨が降ってびっくりしたね。
 心配したよ、熱中症。心配したよ、夜、寝られるかな?心配したよ、おうちに帰りたくなるかな?心配したよ、着替えも、ご飯作りも、後かたづけもできるかな?キャンプファイヤーの時疲れて座ったまま寝ちゃった子、暗くなってお母さんを思いだして涙が出てしまった子、お姉ちゃんと離れてしまって寂しくなった子、でもね、みんなすごいよ。三日間、みーんな、みんなクリアしたよ。よく頑張ったね。また来年大きくなったみんなに会えるのを楽しみに待っているよ。
 
小西 清/キャンプネーム()(スタッフ)
未来の自分に残したい言葉や約束
 元気
キャンプの感想
 今年は初日に用事で途中から帰らなくてはいけなくてフル参加できなかった。いつもにまして暑くって困ったが、また新たな記念となった。今後も体力の続く限り参加しようと思っている。
 わんぱくのみんなと来年も会いたいと思っています。
 
白附 直樹/キャンプネーム(白附のおにーちゃん )(スタッフ)
未来の自分に残したい言葉や約束
 永遠のお兄ちゃんを目指してこれからもがんばるぞ
キャンプの感想
 楽しく過ごしました。2年ぶりのわんぱくキャンプでした。一日目、歌の練習ではなんと「ぼくらワンパク」を、歌える子がちらほらとしかいない。「こりゃー、参った!!」と思い通練習。二日目、何かにつけて歌う。最後の「ぼくらワンパク」は、嘘のように元気よく大きく、もう涙が出そうなくらい俺しかった。
 これまで参加した子も来くれて、「大きくなったね」という自分は老けているのも気にせず、「白附のお兄ちゃん」と読んでもらえるなんて、おまえらいいやつだ。久しぶりに、「キャンプって楽しい」と感じ、「子ども達ってすばらしい」と思いました。やめられませんね、わんぱくキャンプ。また元気なわんぱく達と会える日を楽しみに、また一年がんばっていこう。「永遠のお兄ちゃん」を目指して。

ぎたーぬき/(キャラ)
未来の自分に残したい言葉や約束
 ぎーたーを持ってても「ぎたーぬき」
キャンプの感想
 いやー、今年の夏は元気なわんぱくといっしょにお祭りができてウレシー!思いをしました。ヒコウセキを見つけてくれて、これからギターを弾いて守っていくぜ。山の中でギターの音が聞こえたら、「あっ、ぎたーぬき」と思ってね。いつでもでてくるよ。またいっしょにお祭りしたいな。歌も大きな声で歌ってくれるわんぱく最高!じゃあね。また来てね。

井尻 貴文/キャンプネーム( )(スタッフ)
未来の自分に残したい言葉や約束
キャンプの感想
 来年は初日からこれるようにがんばります。とにかく今年は暑かった。
 
伊達 裕/キャンプネーム( )(スタッフ)
未来の自分に残したい言葉や約束
 ダイエットで、めざせ体重60kg
キャンプの感想
 三日間参加して、今年もあつい三日間でした。今年で11回目の参加で、内6回がスタッフをやりました。わんぱくはとっても楽しいので、みんなには来年もその次も参加してもらいたいです。
 
加藤 豊/キャンプネーム( )(スタッフ)
未来の自分に残したい言葉や約束
キャンプの感想
 ヘビースモーカーの人は、たばこを多めに買いましょう。来年はつりなどをして釣った魚を食べてみたい。
 スタッフ募集、若い女性限定。
 次回は自前の一眼レフで写真をもっと撮りたい。スタッフ会議の長寿ドリンクが足らずにすいませんでした。
 
渡辺 たき子/キャンプネーム(おたき)(スタッフ)
未来の自分に残したい言葉や約束
 いつもがんばる心と体を持って人生突っ走る
キャンプの感想
あつーい!元気に過ごせたけど、今年の暑さはつらかった。でも楽しさ十分味わえた三日間。ありがとう。感謝!感謝!汗も気持ちよい。雷雨もすごかった。
 


キキ/キャンプネーム()(キャラ)
未来の自分に残したい言葉や約束
 もっとたくさん修行を積んで、魔法が使えるようになるぞ。
キャンプの感想
大空の力と、大地の力と動物たちの力とみんなの力でファイヤーで、初めて魔法を使って炎をつけることができました。ありがとうサン
 
 
 
 
 
宮本 雅行/キャンプネーム(モヤ3)(スタッフ)
未来の自分に残したい言葉や約束
 来年もわんぱくやるぞ!!
キャンプの感想
 14年連続でスタッフ参加。来年はついに15年ですね。また新しいアイデアを子ども達とともに実現してゆきたい……なあと思います。
 今年は、チャレンジbyチョイス。チャレンジしないことも含めて、自己決定を迫りました。チャレンジしないことも大事な選択であると思って子ども達と接していると、子ども達の多様性がより受け入れやすくなる自分を発見しました。
 今回のわんぱくキャンプでは、初めて「ソロ」を実施しました。こどもたちを一人ずつ森の中で過ごさせるソロは、以前からチャレンジさせたかった活動です。私自身、長い野外活動体験の中で、ソロは特別の意味を持っていました。私の場合は大学生になってからの経験でしたから、24時間一人で森の中に入って他の人と出会うことがあっても沈黙を守り続けるという条件で、シート・寝袋・飯ごう・梅干し・めざし・米・マッチ数本・雨具だけを持って行いました。一人で森の中にいると、火をたくことご飯を作ること道を見極めること総てが自分にかかってきます。そして、自分とあるいは森と語ることになります。何度も行いましたが自分の中で大きなものが育ってゆきました。
 子どもたちにとって、キャンプに来るだけで日常の家族に支えられた楽な生活を離れて自立することが求められます。さらに「ソロ」では、キャンプの仲間たちからさえ離れて、自分であることを求められます。まして、森の中です、どうしても恐怖心がおそいます。それにも一人で立ち向かうことが求められます。厳しい体験です、それだけに学ぶことも多いと思います。
  そんな、素敵なソロ活動ですが、わずか2泊3日のわんぱくキャンプでは、日程的にも子ども気持ちの上からもさらには安全確保の面からも実施が困難でした。そのことを今回は、班の代表だけの実施にして、ついにできました。子どもたちはそれぞれに迷い、自分の意志で名乗り出そして辞退してゆきました。チャレンジすることを自ら選択する(チャレンジ オブ チョイス)という今回の活動の柱から見てもよかったと思います。
 今回のソロは、自立や恐怖と向かい合い克服する(あるいは正直に挑戦を辞退する)というプログラムになったと思います。ただ、ソロにはもう一つ大事な願いがあります。それは一人になることで、より深く自然とつながる事です。恐怖を克服するのではなく、自然の中にあることを喜ぶ自分を見つける活動でもあるのです。この点では、今回のソロはそこまでは到達できていなかったようです。これからのわんぱくキャンプでもソロは何らかの形で取り入れられてゆくことと思います。次の機会には、子どもたちが次のステップ(「勇者」を超えた存在)に到達できるように手助けができればと考えています。

アーク/キャンプネーム( )(キャラ)
未来の自分に残したい言葉や約束
キャンプの感想
アーク
キャンプファイヤーの最後に突然現れたアークです。アークと言われても、今回初めてわんぱくキャンプに参加した人には何?と思われた事でしょう。ここ7・8年くらいのわんぱくキャンプの中で、人の世界・精霊の世界・自然の存在を少し超えたところでパイプ役が必要な時に現れて来ました。
今回は、各班から一人ずつ選ばれた(立候補した)勇者を森に案内するために出現しました。
 ところが、各班で選ばれた勇者は、テントを離れて外(ファイヤー場くらい)で一晩寝るくらいの決意で、立候補していたようです。キキが夜の森の怖さも言って確認すると二人のわんぱくは辞退しました。7人の勇者のはずが5人になってしまいました。
この時、「勇者は押しつけられてなるものではない、怖いと感じて自ら辞退するのも立派なチョイス(選択)だ。真の勇者は一人いればいい」と、私の心の中に語りかけてくるものがいました。その声にしたがって私もわんぱくたちに語りかけました「真の勇者は一人いれば十分です。キャンプ場を離れて完全に一人で森の中で夜を過ごします。それでも行きますか」と。5人の表情に一瞬動揺が走りました。それでも、彼らはしっかりとうなずいてくれました。
 彼らには「寝袋」と「ブルーシート」と「ホットケーキをひとかけら」を渡し、さらに懐中電灯と水筒と雨具を持ってきてもらい、森の奥へと案内しました。キャンプ場を離れるにしたがって不安感もましてきます。夜の道でふと見ると道の真ん中にとても大きなナメクジがでてきているのを発見。他の動物(蛇や蜂それに何かわからないもの)のことを思うと、不安がますます広がります。
 そんな不安の中で、ひとり一人森の中に場所を指定してゆきます。お互いの間は十分に離してそれぞれが完全に森の中に一人なるようにします。最後の勇者を置いて引き返してくると、一年生の勇者が「やっぱり怖いから帰りたい」と訴えてきました。しばらく(30分くらいでしょうか)寝てみて、恐怖に耐えられなかったようです。これも正直なチョイスと言うことで連れて帰っていると、もう一人の勇者がボクも帰りたいとなりました。小一時間の夜の森がこたえたようです。この活動は我慢大会でもきもだめしでも無いので、本人の意思にしたがって連れて帰ることにしました。少し残念なような、でもホットしたような二人でした。また次の機会にチャレンジしてくれればいいと思いました。
残された勇者は3人だけ。 夜の森には、大きな月が輝いていて目が慣れてくると意外と明るいのですが、夜の風景をどのように見ているのでしょう。そっと、3人を見に行くことにしました。ブルーシートの上の寝袋の中でぐっすりと寝込んでいました。
 ところが、深夜一人の勇者は頭が痛くなってしまって、装備を持ってキャンプ場に帰ってきました。動かないように指示していたので、ビックリしましたがまあ無事にキャンプ場に帰ってきたのでこれもホットしました。ついに、夜の森に残った勇者は二人だけです。
 早朝、5時半迎えに行くと、二人ともぐっすり寝ています。一人は途中目が覚めて魚がは寝る音を聞いて、池が近くにあるんだろうなあと思ったそうで、正直なところ怖かったそうです。もう一人は、ぐっすり寝てしまって起こされたら朝だったとのことです。
 二人の勇者はトトロからのメッセージを受け取っていて、最後の場面では二人だけがトトロに連れられて「ヒコウセキ」をみんなのところへもたらすことができました。二人の誇らしげな顔が印象的でした。
 
 
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