ネーム・トス | ||||
概要 | 自分の名前と相手の名前をいって、球を投げていきます。 | |||
段階 | Aアイスブレーキング/名前を覚える | 分類 | PA | |
隊形 | 一重円 | 形態 | メンバー対メンバー | |
対象 | 7、8人から30人程度。1グループのメンバーは、最大14、5人がベスト。 | 場所 | どこでも | |
時間 | 準備物 | 投げられるようなもの。柔らかくてあたっても痛くないもの。運動会の玉入れの玉や、小さいぬいぐるみ、など | ||
やり方の手順 | ||||
●みんなで円をつくります(サークルズ・アップ)。 ●始めるのは誰からでもかまいません。一人ずつ、自分が呼ばれたい呼び方をみんなに言っていきます。 ●全員が言い終わったら、「みんな、お互いの名前を覚えましたか?」と確認してください。もし、一回でみんなが覚えてしまったら、このゲームをやる必要はなくなってしまいますが…・・・。 ●最初に“投げやすいもの”(以後“玉”と言います)を持っている人が、誰でもかまいませんから、好きな人に「○○さん」と、その人が呼んで欲しい名前で呼びかけて、さらに「△△です」と自分の呼んで欲しい名前を相手に言いながら、その人に玉をやさしく投げ渡してください。 ●玉をもらった人は、くれた人に「△△さん、ありがとう」とお礼を言って、別の人に、同じように玉を渡します。これをどんどんくり返していきます。 ●みんなが一通りやり方がわかったら、玉の数を増やしていきましょう。「○○さん、ロロです。」「ありがとう、□□さん。××さん、○○です。」「ありがとう、○○さん。☆☆さん、××です。」「ありがとう、××さん、△△さん、…・…・」と、あちこちで、どんどん、どんどん、続けます。 ●投げたい人がいるのだけれど、その人の名前がわからない。そういう場合はどうしますか?その人の方を見て、目で、動作で訴えてください。 「投げたいんだけれど、名前がわかりません。教えてください」 もし、そういうふうに態度で訴えられた人は、すぐに名前を教えてあげてください。 「○○です」 そうすると、わからなかった人も、「ああ、そうだ○○さん。△△です」と、ゲームが続けられますね。 ●もし、目や動作で訴えても相手が気がついてくれなかったら、その人のところへ行って聞いてください。目的は、「名前を覚えること」ですから。 ●いいかげんに疲れてきたら、ストップして、チャレンジです。 「みんな、覚えることができましたか? 誰か、全員の名前を言える人はいますか?」 では、並び順を変えましょう。「これで言える人はいますか?」 ●もう一つ、チャレンジ。「今から、アイウエオ順に円を並び替えてみましょう。いっさい話をしてはいけませゴん。さあ、どうぞ」 口パクやジェスチャーなど一切なしで行うと、より難度が上がります。 |
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留意点 | ||||
●「名前」は、その人個人の、とても大切なものです。お互いの名前を覚えることは、お互いを知る第一歩。名前を大事にするということは、その人自身を大事にすることにつながります。名前を大切にすることは、自分自身をも大切にすることになると考えます。自分は、こういう名前で呼んで欲しいんだと言えること、またそういう環境をつくっていくことはとても大切なことです。 |
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