スピードラビット 
概要
段階Bディインヒビタイザー/グループ表現と反応分類PA
隊形3人組形態メンバー対メンバー
対象7、8人から14、5人程度場所どこでも
時間
準備物なし
やり方の手順
●まず最初に、3人組で、象をつくってみてください。
 真ん中の人は、腕で長い鼻を作り、それを上下に動かしながら、「パオーツ、パオーツ」と叫びます。
 両脇の人は、大きな耳を作ってください。耳は、しっかりと真ん中の人にくっつけてください。
●次は、牛です。
 真ん中の人は、おっぱいをつくります。
 両隣の人は、その乳をぎゅっぎゅっとしぼってください。
●次は、蚊です。
 真ん中の人は、手でくちばし(?)を作り、口に当てて「ぶ−ん、ぶ−ん」となきます。
 両隣の人は、羽を作ってください。
●最後に、ウサギです。
 真ん中の人は、両手で耳を作ります。両手を上に伸ばします。
 両隣の人は足です。左側の人は左足、右側の人は右足を素早く踏みならしながら、「スタンプ、スタンプ」といいます。
●次は、犬です。真ん中の人は、両手を上に伸ばして電柱です。
 両隣の人は犬です。片足をあげて電柱におしっこをひっかけましょう。
は、腕をまっすぐ上にあげ、手首を曲げて耳を作ってください。歯をかちかち鳴らせます0両脇の人は、足です。左側の人は左足、右側の人は右足を素早く踏みならしながら、「スタンプ、スタンプ(踏んでいる音)」といいます。
●以上、覚えましたか。では、みんなで円になり、鬼になる人を1人決めます。
●鬼になった人は、誰でもかまいませんから1人を指さし、上の5つのうちどれかひとつを言ってください。そのあと、素早く1から10まで数えます。
「ぞうっ!1、2、3、4、5、6、7、8、9、10!」素早さが肝心です。
●言われた人とその両脇の人は、鬼が1から10まで数え終わるうちに、その動物を作らなくてはなりません。もし遅れたり、変なものを作ってしまった人(さされた人とは限りません。両隣の人でも、です)は、鬼と交代します。
安全面

留意点
●はじめは象と牛だけのように、少ない種類で行います。慣れてきたら少しずつ増やしていきましょう。
●この5つ以外にも、他の動物をいろいろとつくってみてください。動物でなくともかまいません。
●これは、「デイインヒビタイザー」といって、ちょっと恥ずかしいなと思うことをわざとやって、逆に恥ずかしさの壁を下げる目的で行います。ウォーミソグ・アップがすんで、だいぶ気持ちがほぐれてきた頃にやるとよいでしょう。
●最初の、動物の形を説明する段階では、「えぇ−、恥ずかしいよ」という雰囲気になりますが、実際にやってみると、これがとてもおもしろい。思わずはまってしまって、「もうちょっとやろうよ」に変わります。お互いのおもしろい姿を、嘲笑ではなく、心から笑いあい楽しむことで、「別にバカなことをやっても大丈夫なんだ」という安心感とともに、気持ちのはぐれはいっそう進みます。
●また、動物を作るときに、できるだけ3人でからだをくっつけあって(例えば、象の耳の人は、手を真ん中の人の肩と背中に当てる)おこなうように持っていくと、遊びの雰囲気の中で、身体接触が自然にできるようになります。

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