3−5.関係機関との契約をします
 
 共催や後援の契約、会場使用の契約、交通機関との契約、講師承諾の文章など、はっきりと契約書にしておきます。
 
契約のポイント
 
@ 交渉は、礼を尽くして。
A 仮契約は早めに。「変更があれば○月○日までに」と添えて。
B 契約がうまく履行できなかったときは、速やかな判断と交渉を。
C 会場は電話で交渉し、仮契約のときは記帳を確認します。
D 講師依頼の場合、あまり契約書を交わすことはありませんが、電話で交渉後、出向 いて行くときにでも”いつ・どこで・どんな人を対象に・何をしてほしいのか・交通 の便はどうか”などを記した文章を持参します。
 
輸送について
 
 人員、物資の輸送計画は早めに手配します。特に、貸し切りバスの場合や公共交通機関を利用する場合は、念には念を入れて確認します。契約書、受書、団体乗車の場合は申請手続きも必要です。
・ シーズンによっては団体優先乗車を認めない場合もあります。
・ 人数が多い場合、臨時便やバスを増発してもらえる場合がありますので、バス会社に 連絡してみましょう。
・ 貸し切りバスは、会社やシーズンにより料金に開きがあります。
・ 会社により、乗務員の態度や質が違います。
・ ガイドの有無により料金が違います。
・ 旅行会社に委託する方が安くなる場合もあります。その場合、輸送の条件を明示して おきます。
・ 輸送中の参加者の座席、スタッフの配置を考えておきます。
・ 物資や資材を別送する場合は、先行させます。

会場契約の手続き
 
【利用のための手順】
 
利用者連絡方法施設
利用問い合わせ電話又は来所→・利用団体・利用目的・利用期日・予定人員
借り申し込み電話又は来所→ ・利用期日を決め、仮受付の手続き
・事前打ち合わせ日の連絡
事前の打ち合わせ来所→→→→→ ・施設設備の見学、性格や機能の理解
・活動プログラムの調整
・他団体との調整
利用申し込み書
利用計画表の提出
郵送又は来所→ ・入所2週間前までに提出
*施設によって違うので確認すること
・書類提出後、変更のあるときは連絡
許可書の受取 ←←←←←郵送
電話→→→→→
・変更のあるときは連絡
入所
・人数、場所、プログラムなどの最終確認

【事前の打ち合わせ内容】
@ 交通手段
A 入退所の時刻
B  活動プログラムについて
C 活動場所の割り当て
D 施設の活動プログラムと指導依頼について
E 携行品と服装などについて
F 施設のプログラム(入退所式、オリエンテーション朝の集い、夕べの集い)につい て宿舎あるいはテントサイトの割り当てについて
G 経費と支払いについて
H 名札、ゼッケン、腕章、入所券などについて
I スタッフの活動について
J 入所できるものとできないものについて
K 万一の事故や災害などの対策や避難場所、救急について
L 遅参者や早退者の扱いについて
 



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