5-23.自然観察
 
 野山を散策しながら、身のまりにある自然を観察し、学ぶプログラムです。
 
【準備物】□フィールドノートやスケッチブック□鉛筆か色鉛筆□虫メガネ□双眼鏡
     □ビニール袋□図鑑類□採集用具(網、根掘り等)
【活動の流れ】
@ 説明……観察の方法や注意することについて
A 実施
(観察の方法)
 ・ 注意深く見ます。(目で見るだけでなく、触れたり、嗅いだり、五感のすべてを使  って)
 ・ なぜだろう、どうなっているのだろう、と追求してみます。
 ・ 見たことは記録します。
 ・ 自然を見て楽しむ気持ちを大切にします。
 ・ 自然を大切にします。なるべく取ったり殺したりせずに観察します。
(採取と記録の方法)
 ・ 観察するもの以外、むやみに取りません。
 ・ 観察が終わったら、粗末にせず、逃がしたり標本や押し花にして保存します。
 ・ 名前が分かれば書いておきます。
 ・ そのほかの特徴も書いておきます。
B 整理……記録を家に帰ってからでも整理しておくと、楽しい思い出になると同時に次 からの参考にもなります。
 
【観察のポイント】
哺乳類
・ 待って探る……リス、ムササビ、モグラ、ノネズミ
・ たどって探る……野兎、キツネ、猪、熊
野鳥
・ 耳で探る……森林、渓流、高地、高原
・ 目で探る……市街地、村落、河川と湖沼、海岸、海
昆虫
・ 場所で探る……日の当たる林道、高原、雑木林、材木置き場、渓流、河原、牧草地
・ 草木で探る(昆虫の好きな植物)……ノリウツギ、ブナ、エノキ、イタドリ、コナラ、クヌギ
海辺
・ 潜って探る……サンゴ礁、共生関係
・ 歩いて探る……砂浜、干潟、タイドプール
 



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