5−38.PW(プロジェクトワイルド)
PW(プロジェクトワイルド)とは
プロジェクト・ワイルドは、アメリカ合衆国で幼稚園から高校までの生徒を指導する教育者向けに開発された、生き物を題材とする環境教育プログラムです。参加者の気づきや理解から始まり、段階的に生態系の原理や文化などの知識、管理や保全などへの人間の役割、価値観の多様性や環境問題の構造を認識した上で、野生生物と自然資源に対して責任ある行動や建設的な活動を身につけていくことを目的としています。
PW(プロジェクトワイルド)の基本は、人々の集まりです。
プロジェクトワイルドは、人々、子どもたちや地球、その資源の現在と未来のために必要だと思われることを協力して行う人々の集まりです。
そこで、プロジェクトワイルドは、人々に情報を提供することで、選択肢を評価して自己決定を下す(informed decision)ことができるように支援します。
「何を考えるかを教える」のではなく、「どのように考えるかを伝える」(Not what to think, but how to think)
ことが大切なのです。
PW(プロジェクトワイルド)のプログラムの基本
参加者の気づきから始まり、段階的に生態系の原理などの
知識、管理や保全への人間の役割、
価値観や文化の多様性や環境問題の構造を認識した上で、
野生生物と自然資源に対して責任ある決断を下し、
建設的な行動を起こす人間を育てることを目的としています。
PW(プロジェクトワイルド)のプログラムの組み立て
| 段階 | ポイント |
| 気づきと理解 | 導入的な部分です。人々が生きるのに必要な要素、家畜と野生生物、生息地の要素などについて学んでいきます。 |
| さまざまな価値観 | 野生生物が、人類や環境に対してどの程度寄与しているかを考えます。 |
| 生態系の原理 | 環境の特性、作用、なにが生息しているのか、野生生物に影響を与えるものを体験します。 |
| 管理と保全 | 野生生物とほかの自然資源の管理について学びます。 |
| 文化と野生生物 | 人間の生活が野生生物にどのように影響しているかを考えます。 |
| 傾向、問題点および結果 | 野生生物に対しての様々な問題を考えていきます。これまでの活動で得た知識を応用することができます。 |
| 人間の責任ある行動 | 自然の一員として私たちはどのように行動していくかを考え、建設的な活動を起こすための機会を提供します。 |
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