6−4.スタンツ
各班の出し物のことで、寸劇と呼ばれるように、短い時間をうまく使って即興で作ります。参加者が主役の“失敗も楽しいプログラム”であり、それぞれの持ち味が輝き、『私たちのファイヤー』になります。また、仲間で協力して、限られた時間内に筋書きを考え、ありあわせのもので小道具を作るスタンツは、グループワークトレーニングとしても大き
な価値をもちます。
スタンツは、寸劇であり、歌やゲームではない スタンツのとき、歌を歌ったり、ゲームやなぞなぞをするグループが少なくありません。これらは、やっている本人と、指名された人は楽しいのですが、観ている他の人はシラケてしまうことが多いようです。スタンツの中で歌や踊りがあってもよいのですが、それはミュージカルや創作であるべきです。歌だけ、踊りだけでは困りますスタンツでは、自分たちの発表をみんなに見せて、楽しませることを考えましょう。 |
これは鉛筆ですが、「書く」こと以外に何に使えますか。 |
「キャンプ」から、どんな言葉が浮かんできますか。4つ考えてください。 |
今出た4つの言葉を1つずつ使って、お話しを作ります。 ・どこに、だれがいましたか? ・その人は何をしていたのですか? ・何か事件が起こりました。どんな事件ですか? ・それは結局、どうなったのですか? |
ここに白い紙が1枚ありますが、この紙を 重たい石 100万円 ノート 油絵 猫 に見せてください。 |
(起)ポスター貼りがやって来ました。(承)いろんなところにポスターを貼って います。(転)ところが、押しピンを落としてしまいました。一生懸命さがしますが 見つけることができません。(結)とうとうあきらめてベンチに座ったら、押しピン がお尻に刺さってしまいました。 このお話しをグループ毎に演じます。場所はどこなのか、どんな人が出てくるのか 等、お話しをもう少し膨らませて、全員が何かの役をもってください。もちろん、ナ レーターやせりふを使ってもかまいません。 |
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