2−8.アイデアを出します
ドラマキャンプのイメージや目的を、具体的なものにして行くために必要なものがアイデアです。アイデアの出し方によって、ドラマキャンプの流れや結果が変わってきます。
アイデア出しの手順
1.問題意識を持ちます ……何を達成したいのかはっきりさせます。
2.情報を集めます ……直接関係ある情報だけでなく、周辺情報も集めます。
内部探検……自分の持っている情報を引き出します。
外部探検……フィールドワークなどで外からの情報をつかみ取ります。
3.アイデアを練ります ……明確な問題意識と豊かな情報を熟成します。
アイデア出しのポイント
アイデアは、強い問題意識と豊かな情報から生まれてきます。よりよい情報を引き出し、それを組み合わせて新しい価値を生み出します。それ以上に、つかんだ情報をベストとしないで不足部分を発見し、解決しようとする姿勢が、よりよいアイデアを生み出す力になります。
1.前例を土台にアイデアを出します。
継続しているキャンプであれば今までやった過去のキャンプを。また新規のキャンプであったとしても、それぞれの企画者がやったり経験したキャンプなどから、手持ちの情報やノウハウだけでどんなものができるか調べます。
・ 継続するものはあるか。 ・ 大幅な手直しが必要なものは
・ そのまま利用できるものはあるか。 ・ 使えないものは何か。
・ 少し変更すればよいものは何か。 ・ 使わない方がよいものは。
2.見直して見ます。
問題にぶつかったら、まず見方を変えて見ましょう。
・ 大きくしたら、小さくしたら。 ・ 思い切って捨てて見たら。
・ 色や形、におい、感触を変える。 ・ いろいろとくっつけてみよう。
・ 代用できるものはないか。 ・ まねしてみよう。
・ 立場を変えて見たらどうなるか。 ・ 回り道をしてみよう。
3.アイデアを引き出すテクニックを身につけます。
アイデアを効果的に引き出すには、BS法、マッピング技法、マトリックス法などアイデアを生み出す技法をマスターしましょう。
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