3−9.用具の準備をします
 
 装備計画は周到に立てます。活動の途中で必要なものが出てきても、簡単には用意することができないからです。そこで、物品確認表を作り、もれ防止や運搬責任者のためにも必要枚数印刷し、スタッフが携帯しておくと便利です。
 また、物品は用途別に段ボール箱に梱包しておき、中身を表示した一覧表を貼り付けておくと探す手間が省けます。
 
装備計画の基本
 
@ できるだけ現地で借用できるものは、予算との兼ね合いもありますが現地の物を借りて、運搬などの手間を省くと楽になります。
A 借用や購入は早めに手配しておきます。
B 必要なものを最小限もっていくようにします。
C 団体装備、グループ装備、個人装備と分け重複を避けるようにします。
D 特に夏は、帽子、雨具のしっかりしたもの(レインコート)、懐中電灯などは必携させます。
 
持ち物リスト
  団体  個人
野営 テント、マット 寝袋又は毛布、マット
設営 スコップ、ノコギリ、ナタ、キリ、ペンチ、針金 軍手(綿)
クラフト ロープ  又は作業用手袋
炊事

 
ハンゴウ、ナベ、バケツ、ボール、ザル、まな板
包丁、お玉ジャクシ、シャモジ、タワシ、洗剤、
マケン、ふきん、アルミ箔、ラップ、携帯コンロ
ハシ、食器、コップ、
水筒
 
燃料
 
薪、たきつけ、固形燃料、ホワイトガソリン、
ガス
マッチ、新聞紙、
トーチ棒(棒、古タオル)
食料


 
主食(白米、パン)
副食材料
砂糖、塩、コショウ、醤油、みそ、酢、油、
そのほかの調味料
米(1食1合)、弁当
野菜

 
その他




 
救急用品、マジック、資料、団体旗、ロープ、
用紙、防虫剤、トランシーバー、ラジオ、カメラ
ビデオ、筆記用具、プログラム進行に必要な道具
ドラマ用の衣装や小道具


 
持病薬、保険証(写し)
筆記用具、下着、着替え
運動のできる服、防寒具
雨具(レインコートがよい
帽子、ビニル袋、運動靴
ザック、タオル
 

【宿泊数と衣類】
◎必要 ○できれば持参 △場所や活動により持参
  2泊 3泊 4泊 備考
帽子 ◎  1 ◎  1 ◎  1 
上着 ◎1〜2 ◎  2 ◎2〜3 
ズボン/ ラックス      ョーツ ◎1〜2
△  1
◎  2
△  1
◎  2
△  2

 
Tシャツ ◎2〜3 ◎3〜4 ◎3〜5 
下着 ◎2〜3 ◎3〜4 ◎3〜5 
セーター ◎  1 ◎  1 ◎  1 夏は薄物、春秋は中
靴下 ◎  3 ◎3〜4 ◎4〜5 
◎  1 ◎  2 ◎  2 1足は運動靴
長靴 ○  1 ○  1 ○  1 
雨具/レ ンコート    傘 ◎  1
△  1
◎  1
○  1
◎  1
○  1

 
手袋(綿 は皮) ◎  1 ◎  2 ◎  2 
アノラッ ◎  1 ◎  1 ◎  1 
防寒着 △  1 △  1 △  1 
運動着 △  1 △  1 △  1 
水着 △  1 △  1 △  1 
寝間着 ◎  1 ◎  1 ◎  1 運動着などで代用可能


【救急用
器材 体温計、ピンセット、ハサミ、綿棒、毛抜き
包帯材料
 
包帯、ガーゼ、脱脂綿、三角巾、油紙、絆創膏、アクリノールガーゼ、
バンドエイド、サポーター、眼帯
消毒薬
 
オキシドール、消毒薬(マキロン、3%リバノール、5%ヨードチンキ等
70%消毒用アルコール、3%ほう酸水、アンモニア水
軟こう チンク油、レスタミン軟こう、抗ヒスタミン軟こう、ペニシリン軟こう
湿布薬
 
簡易湿布(そのままはれるもの)
冷却剤(氷、冷却スプレー、簡易冷却剤)
内服薬
 
感冒薬(非ピリン系)、解熱剤、消化剤、下痢止め、健胃剤、鎮痛剤
抗アレルギー剤(非ヒスタミン系)、鎮せき剤、トローチ類、整腸剤
その他 酔い止め、点眼薬、筆記用具

 
わんぱくキャンプでの参加者の持ち物
・米4合・新聞紙1日分・ビニール袋・ちり紙・ハンカチ・綿の軍手・防寒服・帽子
・タオル・懐中電灯・水筒・洗面用具・着替え(長袖、長ズボン、下着、靴下など)
・雨具(カッパ)・はし・大きめの安全ピン・必要な人は寝袋(毛布は用意します)
・個人に必要なもの(持病薬、衛生用品など、虫よけスプレーなど)



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