4−6.役者入門
 
 ドラマキャンプでは、キャラクターが重要な役目を果たします。
 
【演技のポイント】
@ スタッフテキスト(シナリオ)をよく読んでおく
 とにかくスタッフテキストをよく読んで、ストーリーを自分のものにしておくことが大切です。そこから、全体のストーリーの中で今はどんな場面なのか、ドラマキャンプの目的達成のためにどんな役割を果たすのか、プログラムとの関係は、前後のストーリーとのつながりは、などを考えてください。
A 自分なりのキャラクター作りをする
 このストーリーの中で自分の演じるキャラクターはどんな性格なのか、役割は、特徴は、など自分なりのキャラクター像を作り上げておきます。
B 恥ずかしがらないで堂々と
 恥ずかしがっておどおど演じていたのでは、子ども達はのってきません。キャラクターに感情移入をし、その役になりきって堂々と演じます。
C ジェスチャーは大きめに、時にはオーバーに
 自然という大きな舞台です。小さな動きではなかなか見えません。ジェスチャーは大きくし、時にはオーバーに演じることによって子ども達を引き込むことができます。
D せりふ使いは場面に応じて
 キャラクターによって言葉の使い方が違います。場面よっても違います。子ども達を引き込むときには大きく少し高めのはぎれよい声で、悲しい場面では少しトーンを落として、迫るときには豪快に、とせりふ使いは場面に応じて変えましょう。
E 雰囲気作りが命
 キャラクターの使命は、子ども達をドラマの世界に引き込む事です。子ども達の心を解放し、遊び心を起こし、ごっこ遊びの楽しさを引き出すために雰囲気作りを大切にします。
F アドリブ大歓迎
 ドラマキャンプの目的とストーリーの大きな流れさえ外さなければ、後はあなたのアイデア次第、アドリブ大歓迎です。みんなで作り上げるドラマキャンプ、あなたのドラマを作り上げてください。



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