5−19.課題ハイキング
 
 設定されたコースを途中で課題を解きながら進み、目的地にゴールします。
 
【準備物】□地図□時計□ゲーム用具□解答用紙□筆記用具等
【活動の流れ】
@ 説明……やり方、注意すること、緊急避難時の対応、終了時間を説明し、解答用紙等の配布物を渡します。
A スタート
 ・ 2〜5分毎に出発します。
 ・ コースの途中で課題を解きます。
 ・ 道に迷ったときは、分かるところまで戻ってやり直します。
 ・ 終了時間が来たら、途中であっても決められた場所へ向かいます。
 * 安全のために、スタッフはパトロールをしたり、チェックマンをおきます。
B ゴール……班の全員でゴールし、解答用紙や借用物等をスタッフに提出します。
C 評価……課題得点と時間得点で順位を決め、表彰します。
 
【ドラマキャンプへの活用】
@ 課題をストーリーとつなげます。(罠をクリアーする、修行する等)
A 課題を解くと、ストーリー進行に必要なアイテムが手に入る。
B ハイキングの目的地がストーリーの舞台となる。(敵の砦、探してる人がいる、宝物が隠されている等)
 
追跡ハイキング
 
 コースの途中に設置された標識やサインを追って、目的地まで行きます。
【標識やサインのいろいろ】
進行方向
この道は行くな危険注意せよ危険助けてくれ手紙あり帰れ
ここまで


暗号ハイキング
 
 暗号を解読したり、バラバラになった地図を集めたり、手旗信号を読んだり、案内人を見つけることによって、進むべきコースが分かります。
【暗号の例】
@ 数字対応法……文字と数字を対応させます。あいうえ…… 1234……
A 逆読み法……逆さから読んで行きます。けいへみなみ みなみへいけ
B 1字とばし法……1字飛ばしで読みます。つなぎるをさみあぎんへ つぎをみぎへ
C 渦巻き法……升目を作って、渦巻きのように読んでいきます。
D 意味解読法……書かれた文の意味を解読します。夕日に向かって進め 西へ進め
 
関所ハイキング
 
 コース上に設置された関所で、出された課題を解いて進み目的地にゴールします。
【課題の例】
@ 歌を歌う
A クイズ
B 道中報告(コースの途中で発見したことを報告する)
C スタッフが指定したものを集めさせる。
D 次のコースを指示する、地図が手に入る。
E 関所から見える大きな木の高さや山の方角を答えさせる。
 
宝探し
 
 コースの途中に隠された宝物を見つけだします。
【応用】
@ 関所ハイキングと組み合わせて、関所で課題を解くと宝物が手に入るようにします。
A 宝物は、食料や地図、キャンプのための道具、ストーリーを進行させるためのアイテ ム等、キャンプ生活やプログラムに直接関係するものにします。
 
テーマハイキング
 
 各班毎にテーマをもってハイキングを行い、そのテーマを達成します。
【テーマのいろいろ】
@ スケッチハイキング……景色のよいところを選び、スケッチをします。
A 文学ハイキング…………詩や俳句、短歌、川柳等を作ります。
B 探検ハイキング…………沢登り、洞窟、見晴らしのよい所等あまり知られてないと   ころを探検します。
C 遠方ハイキング…………設定時間で、できるだけ遠くまで歩きます。
D 山菜ハイキング…………食べられる野草や木の実を集めます。



前のページへホームページへこの章の目次へ次のページへ