5−31.夕べのつどい
一日が無事終わったことに感謝し、自分自身と活動の反省をします。また夜のプログラムへの導入となります。
【準備物】□必要に応じて楽器等
【活動の流れ】
@ 集合
・ 「あつまれ」等の歌を使って、集合の合図にします。
A 一日の反省
・ 目を閉じて、1日の生活を振り返ります。(3〜5分)
・ 後半、野営長かスタッフからの「夕べの話」のコメントを入れます。
B 団体旗の降納
・ テーマソングや夕べの歌に合わせて降納します。
C キャンプファイヤー教室
・ キャンプファイヤーの願いを伝えます。
・ キャンプファイヤーで使う歌を練習します。
・ 各グループでやってもらうこと(スタンツ等)を依頼します。
・ キャンプファイヤーの役割(点火係、献詞係等)を依頼します。
D 連絡
・ 伝達事項を伝えます。
E エール
・ 心おこしのエールで閉めます。
山頂のつどい
山頂は汗を流さずには手に入らない場所です。それだけに山頂に立ったときの達成感は最高です。
【活動の流れ】
1.到着したら
・ 冷たい飲み物で乾杯します。
・ グループ毎に会食をとります。(20〜30分)
2.山頂セレモニー
@ 野営長のあいさつ。
A まわりの山の説明をします。
B 山の歌を歌います。
C 「ヤッホー」大会(グループ毎に叫んだり、石を積んでケルンを作ったり)
3.下山……下山したら人数を確認します。
【サイレントタイム(沈黙の時)】
心あるつどいにするために、サイレントタイムをもうけます。騒ぎ、ふれあい、ぶつかり合う活動が一杯のキャンプの中で、タイミングよく活用すれば深い一体感を感じることができ、「聖なるもの」へ近づくことができます。
サイレントタイムの設け方
@ 大騒ぎした後に
キャンプファイヤーの後半、大地に寝転んで。
A 自然が一番美しく見えるときに
一日の活動を終えた夕食後、一人で散歩してみる等。
B ショックを与えた後に
感動的な講演や出し物の後に目をつむらせてみる。
夕べの話の例
● 初日
長いようで短かったキャンプの一日目が暮れようとしています。どんな人がくるのだろうか、どんなことをやるのだろうか……そんな不安をもってやって来たキャンプ。友達はできましたか?楽しい活動ができましたか?
キャンプでは、ほとんどが集団で活動します。この夕べのつどいは、一人一人が自分のことを考えることのできる大切な時間です。いつもの生活から離れることで、冷静に自分の生活を振り返ることができます。今日は、今までの生活を遠くから見るつもりでしばらくの間、振り返ってみましょう。
● 最後の夕べのつどい
いよいよ明日でキャンプが終わります。このキャンプでは、自然の中で活動し、自然とふれあい、自然から多くのことを学びました。わたしたち人間も自然の一員として、自然と共に生きて行かなければなりません。自然を愛し、自然を大切にする気持ちをこれからの生活の中に返していってほしいと願っています。
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